バブルボケ ニコンF/M42改 PENTACON AV 80mm 約0.6倍マクロドイツ製のプロジェクター用レンズを、M42マウントでも、ニコンFマウントでも使えるように改造したものです。繰り出し量が一番大きいヘリコイドを用いて改造され、大きく寄れる利点があります。バブルボケのレンズとしては、トリオプランが有名ですが、その後継と呼べるレンズです。トリオプランと同じように、輪郭が激しく強調された丸ボケが生じます。プロジェクター用なので絞りはありません。常に開放で写します。バブルボケが目的なら、それで構わないでしょう。繰り出し量の多いヘリコイドを用いて改造してあるため、かなり寄れます。ニコンF-NEXアダプタを介してα7で試したところ、横幅が最大で約60mmに写るまで寄れました。36/60=約0.6倍マクロという計算になり、ハーフマクロよりも寄れるレベルです。APS-Cだと1.5倍に写りますから、換算で約0.9倍相当となって、等倍マクロに近い性能です。イメージサークルが広いようで、フルサイズでも四隅が暗くなりません(少しは暗いかも)。筐体ですが、元のレンズは使われた感じが少なめで、スレや汚れは少しだけです。改造で追加した部品は、加工の跡が少し目立つぐらいです。ヘリコイドは正常に動いてます。ガラスにキズは見当たらず、ホコリが少し混入しているぐらいです。全体として、写りに影響ないレベルです。今回のレンズは、いつものPENTACON AV 80mmと光学的に同じですが、筐体が少し太いタイプになっています。それに加えて、レンズが奥まって配置されています。おかげで短いフードが付いたと同じ効果があり、少しだけ逆光に強い筐体です。ニコンFマウントでもM42マウントでも使えるレンズなので、使えるボディが幅広いでしょう。バブルボケを楽しみたい方、それも寄って使いたい方、いかがでしょう。付属品:M42-ニコンFマウントアダプター(薄い板状)、リアキャップ(ニコンF)、フロントキャップ(52mm径)(商品写真はアダプターが付いた状態)付属のアダプターが不要な場合は、アダプターとニコンFリアキャップを、M42リアキャップ3個と入れ替えできます。オファーは受けませんので、オファーしないでください。